minneにて
ZoomandKのイラストレーション
ポストカード販売中です。
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minneにてポストカードを販売はじめました。
そこで、私のポストカード愛を語りたいと思います。
うちには、ででーんっと重い、ポストカードを入れたファイルがあります。それは、無印のハガキホルダーに収納した私のポストカード愛です。学生時代から自然とはじまったポストカード収集の結晶です。
無印のハガキホルダーはたくさん収納できて、中身も見やすく、お気に入りです。
(写真で見えるところは自分のポストカードに変えました。)
雑貨店 本屋
大学で京都に行ったところ、素敵な雑貨店や本屋をたくさん見つけました。
雑貨店にはアートの作品のような家具があり、現代アートの作品のポストカード、イラストレーターさんのポストカードがありました。本屋も、店によってセレクトの方向性があり、個性豊かなものが多かったです。そんな場所に通ううちに、目を離せなくなったものや気になって仕方がないものが出てきました。それはポストカードだったり、アート本だったり、素敵な雑貨だったりしました。高揚した心で買ったことを覚えています。
その他、関西の喫茶店やギャラリーには作品展の案内の、無料のポストカードもよく置いてありました。気に入ったものは今でも、大切にホルダーに収納して、とってあります。
美術館 ギャラリー
そして、関西では、美術展、アート展がたくさんあって、楽しみがいっぱいでした。展覧会を見た記念に、必ず気に入った作品のポストカードを買いました。関西では、近代絵画だけでなく、現代アートをたくさん見ることができたことが、至福の時間でした。そして、美術館という建築物と環境も大好きでした。遠出して、東京の美術館に行ったり、京都から鹿児島に帰る間途中、大原美術館、ひろしま美術館、石橋美術館などに行ったりしました。そして、その思い出にポストカードを買うのです。
おうち展覧会
そうして、集めたポストカードは、自分のアパートメントの白い壁にディスプレイして、おうち展覧会をしていました。季節にあったもの、テーマのあったものをディスプレイして、見てきたアートを、日々の暮らしの中でも楽しみました。例えば、冬の風景をテーマにしたり、窓がある風景をテーマにしたりしました。自分で展覧会を企画している気分で、壁に剥がせるテープで貼っていました。自分の持っているポストカードが、所蔵作品といったところです。そして、貼る位置も、もうちょっと右かな?など微調整を繰り返して、後ろに下がって、全体のバランスも見ていました。
私のポストカードもそんな生活や思い出の一部になってほしい
ポストカードにはそんな大切な思い出が詰まっています。
旅した時の空気。電車の中から見る、流れる風景。
美術館の近くの駅におりたった時の高揚感。
美術館の建物の中の自然光が感じられる白い空間。
喫茶店のコーヒーの香りと出入り口に雑多に置かれているアート展のポストカードの束。
疲れた時に近くの雑貨店に行ってぼーっとポストカードや様々な作品を見る、癒しの時間。
思い出はとてもあたたかです。
そういう経験を経て、今、生活の中にあるアート、イラストは、私にとってとても大切なものだなと思うのです。
ひとめ惚れした作品、ふと気になった作品を、日々の暮らし空間に飾る楽しみがあります。飾り方も楽しみたいですね。そうして飾ったものを、ふとした瞬間に眺める時間を大切にしたいと思います。
手紙を待つ時間を大切に
もう一つの楽しみに、大切な誰かを思い浮かべて、素敵なポストカードにメッセージを書くということもありますね。そして、ポストに投函すルまでが楽しいです。
逆の立場だと、受け取る楽しみもあります。届くまでの待つ時間も、大切にしたいですね。すぐには届かないということが、我慢する力や想像する力も作っていくのではないでしょうか。自分たちの子どもたちはレスポンスの早い時代を生きているので、そういう時間の楽しみ方も伝えたいなと思います。
暮らしに彩りを添えるポストカードと、そこにある思い出や気持ちを味わう楽しみをお裾分けしたいと思います。
私のポストカードも、暮らしの癒しになってくれると嬉しいです。